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ブログで紹介した本

草花

  • ダイモンジソウ
    野歩きなどで撮影した草花などの写真をのっけていきます。 名前の同定については、あまり自信がないので、間違えがあったらご指摘いただければ勉強になります。

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    歴オタねたは、沖縄旅行のグスク・ウタキの写真からってことになりました。

ホエールウォッチング@沖縄

  • みんな大満足!!
    2007年2月9日 沖縄旅行の締めくくりイベントホエールウォッチングツアーの写真です。

富士山

  • 時の栖より
    お気に入りの富士山スポットでの写真など、載せてゆきたいのですが、ネタ系の写真からのスタートとなってしまいました。

この花なんて花?

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    かわいい花だなっと思って写真に撮ってきても、後から図鑑で調べても判らない花を載せてあります。 どなたか教えてください。

野生ラン

  • ハコネラン
    ブログをはじめて、もう5年経ちました。 最初のころから、野草の写真をのっけてきていましたが、野生ランもいくつか見ることが出来ました。 保護されているところで撮ったものもありますが、野歩きしていると、偶然見つけることもままあります。 そんな時は、とても幸せな気分になりますね。 表紙のランは、あたしが一番好きなエゾスズランです。

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2013年11月 1日 (金)

竹取物語 2題

久々に本の話を。

この秋、スタジオジブリで、「かぐや姫の物語」のアニメが公開されますね。

ジブリが竹取物語をどうアニメにするんだろうって、とても楽しみにしていて、角川文庫から「かぐや姫の物語」ノベライズ版が出たので、購入して読んでみました。
(このノベライズは文春文庫ではないんですね)

えぇっと、駄作です(-_-;)

内容的に、誰もが知っている竹取物語のストーリーそのままで、若干設定を加えた程度。

映像化すれば、それなりに映えるんだろうけど、それは映像による見せ方であって、ストーリーには全く目新しさが感じられなくて、少なくともこのノベライズには騙された感が大でした。

まぁ、公開されたら観に行きますけど、地井さんの遺作だし。

ところで、もうひとつ竹取物語をモチーフにした作品を最近読んだんですが、そちらはとても秀逸なので、御紹介したいと思います。

ポプラ文庫ピュアフルから出ている、『いまはむかし 竹取異聞』という本で、安澄加奈さんという新人の作家さんが書いたものです。

ネタバレにならない程度にお話ししますと、月夜見の娘のかぐや姫は太古の時代に地上の人が好きになって、地上に降りてきたんだけどその際に、地上で苦労しないように、富をもたらす能力を与えられていた。
そしてその能力は、娘のかぐや姫に代々伝承されてきていたんだけれども、それが争いを生み出してしまっていたため、月守の人々とともに隠れ里の竹取の里でくらしていた。

という、今伝わっている竹取物語とは異なる竹取伝説があった。

当代(奈良時代初期)のかぐや姫は、かぐや姫の富を狙う豪族に竹取の里を滅ぼされて、月守の少年とともに竹取の里を脱出し、自分も少年の姿になり、かぐや姫の因果から解き放たれることを目的とした二人の冒険が始まる。

二人は、物語をするのが得意な青年に出会い、さらにいろいろな出会いをしながら、冒険を続け、時の実力者の藤原不比等と対決したり、皇室との関係があったりしながら続いてゆく。

今に伝わる形の竹取物語がどのように成立したのかということのみならず、それ以外の説話の成立にも思いをはせたもので、とても新鮮に読み切りました。

登場人物の心理描写などもとても繊細で、とても美しいファンタジーで、荻原規子さんの世界に通じるものがあると思います。

こちらの作品こそ、映像化してほしいと心から思いました。

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